鉄工事業

特殊車体改造・修理

特殊車両改造（スペシャルボディラボ）

自動車鈑金・塗装及び鉄工技術を合わせる事により、特殊な車体を制作・改造・修理致します。
乗用車の特殊車両に始まり、標準トラック架装は勿論、レッカー車等の特殊用途車、荷台床木の張替や、重機の修理・
塗装等も手掛けております。
スペシャルボディラボでは、多種多様な車両に対応すべく、職人及び設備を準備しております。
お困りの際は、是非一度ご相談下さい。さまざまな仕様に対応します。

事例01 … 標準クラウンをルーフ加工でブライダル車へ改造

花嫁車として知られる、クラウンの屋根が開く車両をご存じと思いますが、新車納車時は当然、屋根の開かない一枚鉄板の状態で届きます、この状態から、まず作業上汚れたり、傷ついてしまう可能性の有るものは取り外します。新車を分解するのは非常に神経を使い、更には外した部品の保管方法にも特に気を付けております。

ドアやシート等を外して更に細かい部分を分解していきます。

屋根切断ですが必要最低限の切削に細心の注意を払います。この時なども切りくずや鉄粉が飛散し余計な部分に
付着しないよう、テープ・ビニールシートで養生します。
何も無い屋根に開口部を設けるのは並大抵の苦労ではありません。新車クラウンの美観・静粛性は言うに及ばず、
雨漏れ・新設開口部ドアの開け閉めのし易さ、そして安全性とハードルは大変高いものであります。

屋根を切ったところですが、切る時は 一発勝負ですので緊張する瞬間です。

切った屋根に補強を入れます。 白い部分が新車時にはない後から付けた鋼鉄の補強です。 鉄板も分厚く、シッカリとした補強を入れていきます。

塗装は環境に配慮し、かつ仕上がり品質にこだわった自動車専用塗装ブースにて、熟練の職人が仕上げていきまます。
国産塗料の生産時期の近い物で品質の良い物を使い、それらを下工程、中行程そして当然仕上げまで使い、見えない部分の下工程から最高品質を追求しています。

ぽっかりと屋根に穴が空いております。 コーキング等下行程をして色を入れていきます。

開口部の蓋になる屋根です。この後、塗装していきます。

取付工程では外した部品を組み付けていきます。作業場のホコリ等も入らぬように配慮しながら、改造前の新車に
戻していきます。

天井の内張を張っていきます、補強で入れた鋼鉄の骨に緩衝材を入れてあります。

後はシャワーテストです、ホースでの長時間浸水テストは勿論、計８本のハンディージェットスプレーでの強力水圧での
浸水テストも行います、この厳しいシャワーテストを合格しての最終総合チェックとなります。

事例02 … 特殊車両のボディーカラーを変更

トラック等もお受けします。気分を変えてリフレッシュにどうでしょうか！
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凹みを拾い整形します。	綺麗な赤が入った所で一旦お披露目！
荷台サイド　真紅が綺麗です！	煽りはオリジナルオーダーで制作！ 強度、軽さと使いやすさにこだわりました！
外した部品を付けたら完成です。	クレーン細部もしっかり真っ赤です！